タ『長らく待たれた初代アルト』
丁度今年2009年はアルト誕生30周年となる。
それでなのかどうかは分からないが、トミカリミテッド・ヴィンテージ・ネオのシリーズから初代アルトがリリースされた。スズキの会長兼社長である鈴木修氏が「あるといい」というネーミングを考えたというこのクルマは今の軽自動車から見るとシンプルだ。その雰囲気を上手くこのモデルでも再現してある。ワゴンRなどのハイト系ワゴンが全盛の現在の軽自動車の事を思うと新鮮だ。
また、当時の安っぽいと思われた内装をちゃんと表現してあるし、コスト削減からか左ドアの鍵穴を省略してあるのを再現してあるといったコダワリもこのシリーズの美点である。
従来、初代アルトはあれだけ実車が路上を走っていたにもかかわらずモデル化には恵まれなかった。イマイのプラモくらいだったのではないか?そう思うと待たれたモデル化であった。
トミーテック エ1,155円